新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。そして、2016年が皆様にとってご多幸の年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
昨年は何と言っても、日本中を感動の渦に巻き込んだラグビーW杯の日本代表の活躍が光りました。躍進の背景にはエディー・ジョーンズヘッドコーチという優れたリーダーの存在があります。チームを変えた最大の要因は「意識改革」。「成功したことがないから諦める」のではなく「まだ達成していないからやってみる」という外国人の前向きな精神性には見習うものがあります。
その他、FIFA女子ワールドカップサッカーでなでしこジャパンが準優勝。北陸新幹線の開業。お笑いタレントの又吉直樹氏が「火花」で第153回芥川賞を受賞。またノーベル賞にも多くの日本人が選ばれるなど、私たちに多くの夢と希望を与えてくれました。2016年も明るい話題が多い年になればと切に願います。
さて、日経新聞紙面等でも報道されました通り、弊社は昨年3月に米エバーノート社と世界で2社目のリセラー契約を締結しました。今後とも全国の地域パートナーとともに、クラウドサービスを活用することで生産性を上げ、新しい働き方を提唱していくことが私たちの地方創生に対する役割ではないかと考えております。
さらには、新たに、
「Customer Success First -お客様の成功とその先にある感動を創造します-」
という企業ビジョンを再定義しました。
私たちの存在価値は「お客様のビジネスの成功」が前提です。愚直にそれに応えていくことが私たちのバリューだと信じて、今年一年、しっかりと業務に向き合っていきたいと思います。
今年は組織を大きく変革させます。これまで創業当時から弊社のコアビジネスであったWeb制作業務を新たにグループ会社として設立するWeb制作専門会社「株式会社ナカシン」に業務移管いたします。これにより、選択と集中を明確にし、お客様のニーズに迅速に応えていけるような体制を構築いたします。1月以降、体制が整い次第、お客様へご案内させていただきます。
またデジタルマーケティングへの急速なニーズに伴い、マーケティングオートメーション（MA）の問い合わせが急増しています。2月にはコンサルティング、MAの設計・構築、BPOセンターの機能を有するデジタルマーケティングに特化したグループ会社を設立する予定です。今年はシステムフォレストを含めた3グループ会社でお客様のニーズに幅広くお応えしていきたいと考えています。
昨年も米国シリコンバレーを訪問する機会がありました。そこで学んだことは「イノベーション（革新）を起こすのは会社ではなく『人』である」ということ。すぐれた人材を活用し「個」を成長させることが変革には必要です。
1964年（昭和39年）東京オリンピック開催の年を舞台とした、映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のキャッチコピーは「どんなに時代が変わっても夢があるから、前を向ける」。誰もが成長を実感できたあの時代から早半世紀。激動の時代になっても、変わらず誰もが夢を持ち、安心して暮らせる地方創生実現のためにこれからも邁進いたします。
本年も倍旧のお引き立てと、一層のご指導ご鞭撻の程をお願い申し上げます。
株式会社システムフォレスト
代表取締役 富山孝治