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2019年 新年あけましておめでとうございます

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。そして、2019年が皆様にとってご多幸の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

 また本年は当社設立15周年の節目の年を迎えます。創業以来、これまでお世話になったお客様ならびに関わっていただいたすべての皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。

  昨年はとかく「平成最後の○○」が話題として挙げられました。金足旋風に湧いた全国高等学校野球選手権の実況中継でも「平成最後の優勝校は!」とアナウンサーが熱っぽく語っていたのが印象的でした。
 昨年末に、児童図書ではありますが『日本の歴史<平成の30年>』を購入しました。私が大学に入学した年が平成元年。社会人となり、そして起業して15年を過ごしてきた平成とはどんな時代だったのか、改めて振り返ることができました。
 平成という元号は「天地、内外ともに平和が達成する」という意味ではありましたが、バブル崩壊後の低成長時代や、東日本震災、熊本地震、北海道地震、西日本豪雨などに代表される災害。世界を見渡すと大規模な紛争など、暗いニュースが絶えなかったように思います。平成最後の年を迎えるにあたり、新しい年へのさらなる希望と期待を込めて新年を迎えたいと思います。

 企業では人手不足を背景に、RPA(Robotic Process Automation)を始めとした、業務を効率的に行うための手法やツールが広く検討されているようです。もはやクラウドサービスは企業経営になくてはならない存在となり、取得した大量のデータをAIなどで分析して業務に役立てる領域に取り組んでいる企業も増えてまりました。IBMのバージニア・ロメッティ会長は「データ資源は21世紀の新しい天然資源」と強調して世界的に注目を浴びました。企業の競争優位を決めて未来成長動力を主導し、多様な産業群で新しい革新を作りつつあるビッグデータ。それゆえに多くの企業がビッグデータに注目しています。IoT(Internet of Things)によるセンシングと通信の技術を活用してデバイスから情報を取得しビッグデータ化の取得に取り組むことで、新たなビジネスチャンスを生むきっかけに繋がるかもしれません。

 さて、当社は昨年8月、一般財団法人船井財団が主催する「グレートカンパニーアワード2018」において、全国9,000社を超える企業の中から特別賞を受賞いたしました。当社のお客様、関わっていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。これは「お客様の成功とその先にある感動を創造する」という経営理念に基づき、独自の手法でお客様を手厚くご支援していることや、2016年4月に起きた熊本地震という非常時にも、ITの技術を活用し、地元の中小企業の課題をITで解決することで業績向上に導きつつ、災害という非常時にも揺るがずにお客様第一の姿勢を貫いたことが評価されたとのことでした。すべてのお客様にご満足いただいたわけではなくまだまだ道半ばではありますが、これからも愚直に、お客様のビジネスの成功のために尽力してまいります。
本年も倍旧のお引き立てと、一層のご指導ご鞭撻の程をお願い申し上げます。
株式会社システムフォレスト代表取締役 富山孝治