0

勉強する本質

尊敬するコンサルタントの先生が、自身が役員を勤める会社の入社式で新卒者にこう伝えたそうです。
「どんなコンサルタントになりたいのか、を決めなさい」
先生曰く、勉強する本質とは、将来の自分の目的や目標があるからであり、将来のなりたい像がないと勉強せずにフラフラしてしまい、社会人でいうと、指示待ち、ぶら下がり族になってしまうとのこと。
私は創業して9年になりますが、創業するまでたいして勉強してきませんでした。かろうじて本は読むものの、あまり身を入れて行ってこなかったのが実情です。
それでも今では、月10冊は読みますし(少ないかな・・汗)、ノートは4冊を常備(本の感想、営業ノート、気づきノート、技術メモ)して可能な限り勉強しています。学生時代劣等生だったコンプレックスと、名だたる企業の経営者と対等に会話が出来るように必死でやっているだけですが、その延長は経営を良くしたい、こんな会社にしたいという想いがあります。
人間、「目指す場所」が決まれば誰でも勉強するものです。
スタッフに本を読め、勉強しろといってもなかなか勉強してくれません。目指す場所を示してあげれていない私も原因のひとつなんだと思いますが、会社の中でどんな自分になりたいのか、お客様にとってどんな自分でいたいのか、常に考える必要があると思います。
ちなみに、先生はなりたい自分や会社が見つからない時は「旅」に出ようとおっしゃっていました。
経営者であれば、
どんな経営をしたいのか?
どんな会社をつくりたいのか?
リーダーであれば、
どんな組織をつくりたいのか?
どんなリーダーになりたいのか?
ここで、しっかりと決めて走り出しませんか?