7/4~6の3日間、経営者合宿へ参加するために宮古島へ行ってきました。全国から20社の社長さん方が集い、とても刺激的な3日間でした。
はじめて知ったことですが、宮古島って、
宮(ミ)=自分
古(ヤ)=住んでいる
島(ク)=場所
という意味があるんだそうです。まさに自分をみつめる最適な場所とでもいいましょうか。ただ、こんなビーチが目の前なのに泳げなかったのが残念でした。
今回の合宿のテーマは「褒める、認める、賞賛する、感謝する」
今の世の中は「不安」が蔓延しています。そしてこれからは「不安」が「不満」へ変わり、人々は不安と不満を撒き散らします。そういえば周囲に怒りっぽい人増えてませんか?
そして、自分を正当化し、正しいことを追求していけばいくほど「戦い」が起きるのだそうです。ある意味、今の民主党のゴタゴタはその姿を表しているようですね。
では、これからの世の中はどうやっていけばいいのか。
それは、「コミュニケーションを大事」にするということ。
相手を理解するためには、自分自身を理解する。そして、自分自身の価値観を理解して、企業文化や風土をつくっていくということが重要なのです。相手を理解するにはまず「褒める、認める、賞賛する」ことです。
しかし、いつも社員を認めて、褒めているかというと決してそうではありません。むしろ私は怒ってばかりで、他人の欠点を指摘してばかりいるタイプだと思います。
社長は社員を褒める事に慣れていない!
そこで今回の合宿はひたすら他人を褒め合うということを行いました。
社長は社員から褒められることもありませんし、周りから褒められることもありません。参加者全員で記者会見形式で褒め合いました。
褒められるとどうなるか・・
めっちゃめちゃ恥ずかしい・・。しかも照れてしまいます・・。
でも・・、嬉しいですよね。褒められると笑顔になります。ニタニタしてしまいます。そして、人は褒められると褒めた人を褒めたくなります。「あなたは◯◯ですね」と褒められると「あなたこそ◯◯ですよね」と・・。
そして、人は褒められると忘れていた大切な自分を思い出します。薄々こうなんじゃないかな?と思っている、感じていることを改めて念押しされるのです。
その瞬間「心が動く」のです。
社員とは利害があり、うまくいかないことがあたり前です。それを乗り越え、長所を見つけていく。そして人間尊重していくことが、実はこれからの経営に大切なことだと感じました。
私の今回の気づきをワンフレーズで表現すると、
「笑顔は感動をつくる」
人を褒め、認め、賞賛することで、笑顔が生まれます。笑顔は「心が動く」瞬間です。幸せな気持ちになり、人に何かをしてあげたいと思います。そしてお客様を笑顔にすることで「心を動かす」ことが出来るのではないでしょうか。
「感動はつくる」のではなく「つくられるもの」。
弊社の理念である「感動をつくる会社です」とは、自然発生的なものなんだと改めて痛感しました。
これからは、同じ想いを共有する「仲間」として社員にも接していきたいと思います。