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グレートカンパニー

新年あけましておめでとうございますございます。今年一年が皆様にとって素晴らしい1年となりますことをお祈り申し上げます。
ふと、昨年の年始のブログを見たら、風邪引いてましたね。今年も例年通り風引いてますカゼ
おかげ様でたくさんの本を読むことができました。その中の一冊。
お客も社員もどんどん幸せになるすごい会社 グレートカンパニーの作り方/五十棲 剛史

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年末年始で会社のことばかり考えてました。ある意味職業病なのでしょうが、いろんなことに対する問いに対して答えがなかなかでないことも多いです。今年はそのひとつひとつに答えを出していかなければならないと思っています。その答えが少し書かれていたのでご紹介します。
突然ですが、いい会社とは、何でしょう。
いい会社=「厳しい状況でも業績を伸ばせる可能性を持った会社」
当たり前のことですがですが、筆者はさらにその上に、「働いている社員がまず幸せになれる会社。取引先とのいい関係が築けて長く付き合える会社」としています。そうです、ソーシャルな時代になってきたからこそ「いい会社」の定義を少し変える必要があるのです。
会社の成長をX軸とY軸で表した場合、これまでの会社の成長とは、店舗数、売上数、資産が増えることが重要な指標となっていました。これを定量的(X軸)な指標とします。そして、社員満足度、顧客満足度、技術力がアップするなどの指標、すなわち定性的な指標(Y軸)と共に、このX軸とY軸両方を伸ばしてくことが重要でした。
しかし、さらに上を目指すには、これだけでは足らない。この平面の面積だけをいくら大きくしようとしても、競争には限界があります。なぜなら大企業があるからです。定量、定性ともに大企業にはとてもかないません。それではどうすればよいか。X軸、Y軸だけでなくZ軸を作り、平面でなく立体、3次元で勝負をするのです。
そしてこのZ軸とは何か?「自社らしさ」=「共感度」なのです。
このZ軸を伸ばしていくと、定量的X軸と定性的Y軸が大企業にかなわない、つまり面積で負けたとしても、「らしさ」共感度というZ軸の存在で立体化し、別次元の勝負に持っていくことができるのです。
問われてくるのは「自社らしさ」をどう発見し、どう高めるか。自社らしさを高めるということは、社員、顧客、取引先、地域社会などから、高く評価される会社を目指すことなのです。
商品やサービスなどモノを売る時代は終わりました。コトを売り(お客様が得られる利益)、ストーリーを売る(コトという付加価値は伝えにくい。それを上手く伝える手段がストーリー化。ストーリーになって初めて人に伝わっていく)ことが重要な時代になりました。経営者として腹をくくり、地域に必要とされ、感動を共感できる「らしさ」をこの1年は追い求めていきたいと思います。
お客様から「明確にここに来る理由がある」「明確にこの会社に頼む理由がある」、社員から「この会社に居続けたい理由が明確にある」というグレートカンパニーになれるよう1年間頑張りたいと思います。今年1年よろしくお願いいたします。