0

努力の本質

新人プログラマー時代のことですが、先輩社員にわからないところを聞くと、決まって「マニュアル読んだのか?」と言われ、分厚いマニュアルが並んだ書庫を指さされました。それも自分が操作している画面から目を離さずにやられますので、結構堪えてました。心のなかでは「見てもわからんから聞いとるんじゃい!」と思いながら・・。
昔は(といっても20年くらい前)、先輩のプログラムのリストをこそっとコピーして読みこんでみたり、先輩の操作を後ろから眺めながらメモして、時間外でみんな帰った後、同じ事を試したりと結構努力していたような気がします。
文系出身の私は数学も苦手でしたので、ロジックを考えるというよりは、パターンを覚えるということに力を注いでいたような気がします。今でも最初にやることは結果がで出るまで時間もかかりますし、同じ事を何回もやったり、結構失敗を繰り返しながらやってます。それでも、時間が経つと、経験値なのか、急に、2倍3倍のスピードで上手くいったりもします。
最近の子は・・とよく言いますが、実は年齢に関係なく最近のビジネスマンは、ロジックを考える力が落ちていると思います。考察力とは現場にしか落ちていません。そういった現場を自ら経験し、先輩の背中を見ながら成長することが大事です。
不平不満は一度言い始めるとキリがありませんし、自分の両耳に一番に届くため、モチベーションも上がりません。変なプライドも百害あって一理なしです。
努力する姿勢を常に持ち続けて、日常の小さな成功を繰り返すことが大事だと思います。そのためには失敗を恐れてはいけません。私も日々失敗しまくりです。笑